前代未聞の緊急事態宣言が一部緩和されましたが、皆さんいかがおすごしでしょうか?
猫も杓子もテレワークになり、知人友人のためのテレワーク周りガジェントが足らず、私はあっちへ行ったりこっちへ行ったり大変でした。
皆さんも同じように、職場と自宅の環境差には苦労しているようですね?
- 春が書き入れ時なのにテレワークどころの騒ぎではない
- 職場に近い環境を整えるのにテレワークどころではない
- 職場の有志が集まりテレワークできる環境を整えてみた
- テレワークどころではないのに同僚と協力した結果
春が書き入れ時なのにテレワークどころの騒ぎではない
現在、会社員としてデザイナーをしている40歳の男です。
私がテレワークを始めなければならなかった理由は、通勤や移動の感染防止策として会社の方針で実施されたためです。
また、緊急事態宣言の影響で仕事量も減っているのも理由のひとつ。
想定外のことで流石に参りましたね。
普段、デザイナーとして観光・旅行をメインとした紙媒体の広告制作を主に制作する仕事を行っているのですが、イベントの中止、延期が継続され会社の仕事自体が減ってこの先どうなるのか心配です。
春はわが社にとって書き入れ時だったんですが、このまま仕事が減っていけば、確実に会社自体の経営が成り立たないことも考えられるので、仕事云々よりも将来的な不安が一番ですね。
テレワークはまだ実験的に実施された段階にすぎません。
今後これが継続されるかどうかは分かりませんが、一刻も早く問題が収束し通常勤務できることが望まれます。
職場に近い環境を整えるのにテレワークどころではない
テレワークを始めて実際に苦労した点は、環境・設備を会社と自宅をできる限り同一化することです。
会社と同じ環境で仕事ができることが前提になるので、デザインを行うためのパソコンを含め環境を自宅で整える必要がありました。
作業を行うメインパソコン、デザイン制作に使用するアプリケーションであるAdobe CCのソフト、デザインで使用するフォントの統一化。
データを会社と自宅でやり取りするための共有サーバやクラウド環境の設定、メールのアカウント設定やLINEの連絡ツールの設定。
普段気付きませんが、会社の作業環境と自宅を同一化すること、さらに会社との情報共有、データのやり取り方法でテレワークを実際に実現させるためには、様々な問題をクリアにしなければなりません。
勤務先で毎日当たり前にできる作業を自宅でやるとなると、意外な所で問題が生じることが多く、それらのハードルを全てクリアすることはかなり難しいと実際にやってみて分かりました。
新規の仕事をやるにしても打ち合わせをしてから始めなければならないので、テレワークでできる仕事も限られてきます。
顔を合わせてやり取りができないので、意思の疎通ができない部分をメールのやり取りや電話での打ち合わせでカバーするスキルが求められますが、これが想像していたい以上に難しい。
継続中の仕事にしても全く同じ環境でやることは難しいので、できる限り問題がないように対処する必要性があります。
パソコンのOSの違いやフォントの有無の問題もそのひとつですよね?
職場の有志が集まりテレワークできる環境を整えてみた
テレワークのやり取りのメインとなるメールは、会社で使用しているアドレスのアカウントを作成し、自宅に来たメールを自宅でも確認できる環境に変更。
データの共有やデータのやり取りは、Adobe CCに付属しているAdobeクラウドやGoogleドライブのクラウドサービスを利用し。
こうすることで、会社で行った案件のデータを自宅で開くことができ、さらに自宅で行った案件のデータは会社で開くことが可能になり共有できるようになりました。
まぁ、パソコンに詳しい有志が集まって知恵を出し合った結果なので、私一人の手柄ではありませんが、ないものねだりをせず今あるものを活用して我ながら頑張ったと思います。
完璧な環境ではありませんが、進行中の案件はテレワークでも持続・進行することが可能になりました。
職場と100%同じ環境を自宅に作るのは不可能で、自宅で作業可能な仕事は限られてます。
しかし、社員同士知恵を出し合って、ある程度環境を同一化させ自宅にいながら会社の仕事を行うことができるようにすることは十分可能です。
こんな非常事態ですが、できる社員できない社員の真価が問われている時だと思います。
こうやって知恵を出し合った社員を評価してくれる機会があれば、もっと頑張れる気がします。
テレワークどころではないのに同僚と協力した結果
最後に要点をまとめておきます。
- 書き入れ時のイベントが中止で倒産寸前
- 職場の環境に限りなく近づける案を出し合う
- 職場の仲間と協力してある程度の環境を整えた