テレワークが始まりましたが、管理する側は従業員がちゃんと働いているか気が気じゃないのではないでしょうか?
人間誰にも見られてないと分かると、確実にサボる生き物です。
テレワークを推進した本人が、率先してダラけていく姿も見え始めたようですね。
- テレワークを推した理由は出世街道から外れたくなかった
- テレワークが始まり率先して堕落していく管理職の姿
- テレワークで乱れた生活リズムをスーツに着替え整えた
- テレワークで露呈した自主性と管理体制の限界まとめ
テレワークを推した理由は出世街道から外れたくなかった
現場管理をしている40代会社員です!
私がテレワークを始めなければならなかったのは、この騒動のため。
皆さんも同じ状況ですよね?
もし一人でも感染者が発生した場合、他の社員たちも濃厚接触者となり出勤することができなくなってしまう心配がありました。
当初は全員マスクで防御を固め通常通りの業務を行っていました。
ただ現場を管理する立場としては、当現場から感染者を出してしまう事態だけは絶対に避けたかった。
風評被害だけでなく、取引先からも袋叩きにされるのは目に見えています。
これまで失敗もなく順調に出世してきた私、ここで汚点を残して出世街道から外れたくありません。
半ば強引に社長を説得して現場以外全員テレワークに移行させる私。
現場はともかく、事務職全員テレワークに移行させましたが、「自宅でちゃんと仕事してるのか?」って疑問も沸々と湧いてきました。
わが社の勤務管理は、パソコンの起動と終了時間の確認のみです。
私が事務職だったら、ビールでも飲みながら適当に仕事するでしょうね…。
テレワークが始まり率先して堕落していく管理職の姿
事務職に続き、責任者の私もテレワークに移行。
現場からすれば、ウルサイのがいなくなってザマーみろって状態です。
私がテレワークを初めて苦労している点は、生活リズムの乱れ。
パソコンで作業計画や勤務管理を確認していますが、朝ごはんを食べながら仕事をしてしまうことも多々あります。
やっぱりこうなってしまうんですよね。
いつもなら朝決まった時間に起きて身支度を整え電車に乗る一定のリズムが、完全に崩れてしまうのです。
朝寝坊をしたとしても始業時間ギリギリでパソコンを起動させ職場のパソコンにアクセスさえすれば、その後は何をやっても構いません。
私でさえこんな状態なんだから、他の一般職たちもおそらくテレビを見ながら、ネットサーフィンしながらやってるだなと容易く想像がつきます。
人間どうしても怠けてしまう生き物ですよね?
怠け以外で困っていることといえば、普段であれば手元にある資料が見れないってこと。
未だ私の職場は紙文化ですから、資料を見たいとなればPDFに起こしてもらって、時差出勤している誰かに頼むしかありません。
テレワークではどうしても日々当たり前にやっていた業務すらできず、葛藤しかありません。
快く現場がテレワークを了承してくれたにも関わらず、どうしても怠けてしまう自分と普段どおりができない状態にもだえ苦しむ日々。
何度かテレビ会議でテレワークについてぶっちゃけ討論会を行ったのですが、皆の悩みは私と全く同じで笑いましたね。
テレワークで乱れた生活リズムをスーツに着替え整えた
生活リズムが狂って仕事に身が入らない状態が何日か続き、現場の職員に申し訳ない気持ちになっていました。
ここだけの話、ビール片手に仕事する機会がどれだけ増えたことか?
流石にこれじゃーダメだと思ったのは、たった2週間のテレワークで体重が5キロも増えてしまったことがキッカケ。
そこで一つ思いついたのが、実際の通勤時間と同じ生活リズムに戻すこと。
当たり前のことですが、誰にも見られることのないテレワークでは簡単にできるものではありません。
まずは、服装から入ることにしました。
実際に仕事をしている時はスーツを着て仕事をしているの、でまず朝起きたらいつもと同じように身支度をしてスーツに着替えました。
服装は意外に大事で、スーツを着てネクタイを締めるだけでも仕事をする気分がより一層強まる気がしました。
ほんの数日前まで、パジャマ姿でテレワークしていた自分が懐かしく思えるほど。
流石に誰にも見られていない状態で8時間みっちり集中するってのは無理があるので、少なくとも集中して仕事できる時間帯を徐々に伸ばしていった感じですね。
それでも2~3時間が限界でしょうが、まぁ1日中ダラダラするよりかはマシなような気がしました。
テレワークで露呈した自主性と管理体制の限界まとめ
最後に要点をまとめておきます。
- 現場から感染者が出ることは絶対に避けたかった
- テレワークを始めたら生活リズムが完全に崩壊する
- 生活リズムを取り戻すためスーツに着替えテレワーク