ダラダラしながら好きな時にできるテレワークは最高ですよね?
私も通勤に往復2時間以上かかっていたので、色々煩わしいものが取っ払えるテレワークは憧れたものです。
ただ、やっぱり孤独は寂しいものですよね。
普段独りで仕事している私ですが、最初の頃は本当に寂しかったなぁ。
通勤しなくていいテレワークは全サラリーマンの夢
はじめまして!野口と申します。
総合商社でサラリーマンをしていて、普段は営業・契約・経理を担当。
私がテレワークをしなければならなかった理由は、昨今の騒動の中で、会社の方針が決定したから。
普段取引先へ伺って会議をしていたところですが、テレワークになりテレビ電話やメールでのやりとりで済むため時間の短縮にはつながりました。
その辺は「ラッキー」って感じでしたね。
経理作業も会社が導入したクラウド内のフォルダで完結するので、全く問題はありません。
何が嬉しかったかって、毎日片道1時間もかかって通勤に時間を費やしていましたが満員電車に乗る必要もなく寝坊し放題ってこと。
これってサラリーマンの夢ですよね?
ただ、テレワークするにあたり、自宅で長い時間集中して仕事をすることができるのかどうかは最初から心配でしたね。
普段自分がこなしている契約や経理作業はかなりの量。
繁忙期には残業は当たり前。
3月から5月はこの作業量が多く、係内で分担してこなすほど。
そんな事務作業を会社ではなく自宅で、しかも同じパフォーマンスで片付けられるか誰が考えても無理ですよね?
テレワークが始まってもやる気スイッチが入らず苦戦
自宅で長い時間集中できるのかがも心配でしたが、それが見事的中し最初の3日間は全く集中できませんでした。
朝8時半からパソコンを立ち上げメールチェックをして、得意先の会議の時間をチェックしたりするのですが、頭がぼーっとしてやる気スイッチが入りません。
いつもなら出社した時には頭がスッキリ冴えている状態ですが、明らかに会社にいるときとは頭の切り替えか上手くいかずパフォーマンスが落ちています。
ブラックコーヒーを3杯くらい飲んだりシャワーを浴びたりして、何とか目を覚まそうとするのですが、頭がぼーっとした状態で集中できません。
朝起きてすぐの感覚が正午あたりまで続く感じです。
また、昼ご飯を食べて午後の作業に入る時間になると急激な眠気に襲われます。
今までにないくらいの眠気で、とにかく死ぬほど眠いのです。
しかも、ベッドが隣の部屋にある状態で誘惑が甚だしい環境です。
気づいたらうたた寝している自分がいすが、誰だったテレワークしてたら気が緩みますよね?
この時、ふと思ったのが、普段は仕事中でも同僚や部下と何気ない会話をしたり、仕事の愚痴を言いあったりできますが、テレワークだと基本1人。
会話する相手もいない状態で、もくもくとする作業がこんなに辛いのかと思いました。
普段いる会社の雰囲気の良さや同僚、部下との何気ない会話が自分にとって集中するために必要なものだったのだと本当に実感しました。
テレワークで仲間と繋がれて普段通りに自分に戻れた
このままではまずいと、すぐに対応策を考えました。
その対応策とは、係内のLINEグループで勤務中は自由にチャットができるようにし、業務の進捗状況だけでなく業務以外のトークを積極的に推進。
少しでも会社で仕事をしている環境を作れるように、提案してみました。
係内の仲間も自分と似たような状況だったので、みんな賛同してくれました。
早速LINEを通じて仕事の進捗状況や他愛のない会話が始まりましたが、自分にとってはそれだけでも会社の仲間たちと仕事をしている連帯感が生まれました。
不思議にも、LINEでのチャットを導入した日から眠気があまりなくなり、事務作業にもメリハリが出てきた実感がわいてきました。
それから2週間、4月中旬までに締めなくてはならない事務作業がすべて終わり、自分史上初めてのテレワークでの事務作業を達成。
普段何気なく使用しているLINEに救われたのは、自分でも本当に驚き。
テレワークは、同僚や仲間とのコミュニケーションが自分の仕事にいかに円滑さを与えていた大事なものだったのかを改めて実感するいい機会でした。
テレワークを始めて実感したメリットデメリットまとめ
最後に要点をまとめておきます。
- テレワーク可能な職場環境に感謝
- テレワークを始めると自律神経が狂い苦戦
- テレワークで仲間感を感じることができた