満員電車に揺られ通勤している方がマシだった！テレワークの想定外

昨夜、阿部首相から緊急事態宣言を1か月延長するって発表がありましたよね？

延長されることはもちろん予想はしていましたが、あと1か月子供たちと24時間過ごさなければならないのは流石に苦痛です。

ストレス発散したいけど、外出もできず今は悶々としています。

46歳男性・会社員

首相の行った会見で、対象地域に所在する企業に可能な限りテレワークを実施するよう要請がありましたよね？

我々のような都心に本社を構える、いわゆるサラリーマンのオフィス業務や通勤時の人的な接触の機会を少なくするのが狙いです。

元々、昨年度からテレワークの導入の検討を進めていた我々の会社では、東京オリンピックが始まるまでに本番さながらでテストするつもりでしたが、諸般の事情でいきなり本番になったのは皮肉でした。

その際、心配したのはテレワークの日数のこと。

フランス及びその他の国々において、効果が期待できるテレワークのパターンは週1～2日のパターンであるデ－タ－があがっていたからですよね？

週5日の全日をテレワーク化した場合、社員の孤立が問題化。

それゆえ、効率化アップのためのはずのテレワークが逆効果になるのではないかと予想されていました。

今回、適正な日数をモニタリングすることなく導入でしたので非常に心配しました。

4月に日本中に向けて首相からだされた「緊急事態宣言」は、諸外国のように罰則はないものの実質は強制力のあるもの。

もう訳が分かりませんよね？

我々の会社に急に降ってきた天の声。

他社も同じでしょうが、混乱した状況に追い込まれました。

我々の会社は役務提供型の企業。

基本的にモノを作ったり清掃したりするのが本業ですから、事務所内で進める業務ではないため、いきなり困ってしまいました。

また、社員全員に個別のネット環境が整っているのではなく、個人用にポータプルPCを用意するのに非常に手間暇がかかりました。

PCそのものに手慣れていない社員には、それなりの教育を施す必要がありましたが、じっくり時間をかけている暇もありません。

そうなると、事前に想定していなかった様々な不具合が発生して右往左往。

人との接触は確かになくなり感染の可能性は低くなりましたが、トラブル続きで仕事どころではありません。

仕事中に子供が何かと構ってきて相手に手が取られるとか、作業効率が会社で同じ業務をしていた時よりも、著しく落ちているのに是正が出来ないことなど…

数えきれない不平不満が私の元へあげられてきました。

どうせいっちゅーねん？

会社員だけでなく学童も自宅学習を求められ、かといって友達と外で遊ぶことを禁じられて退屈しているのは、はたで見ていても明らかな状態。

自粛生活は、学童の方が会社員よりも3週間ほど先に始めているので先輩であります。

鳴り物入りで始まった？始めさせられたテレワークのおかけで、毎日満員電車に揺られて都心に向けて2時間近くかけて通勤する必要がなくなりました。

会社で営業活動の成果の報告の際に、上司からジメジメと嫌味を言われることもなくなり、清々とした毎日が送れるようになったのは事実。

ただ子供との共同生活がその日から始まり、3日間ほどは円滑に過ごせましたがそのあとはテレワークの邪魔ばかりをされて、対応に苦慮している状況。

いろいろと解決先を試してみましたが1日のうちで、子供たちと一緒に過ごす時間帯を家の中で作り、それをきちんと守ることで子供たちと合意。

約束を破ったらswitchを当面差し押さえって軽く脅すと、すぐに効果がありました。

学校からネットを使っての授業を実施してくれているので、それにきちんと参加するするようにさせました。

子供の手が離れるようになってからは、本業の落ちていたテレワークの効率を上げるための策。

効果が期待できるテレワークのパターンは週1～2日のパターンであることもあり、週に1日は、昼間の時間帯に会社に出勤するようにしました。

そうすることで少ない人数しか会社にはいませんが、情報交換することでテレワークでよく言われる「企業との無接触による孤立化」が解消されたような気がします。

最後に要点をまとめておきます。

今回のまとめ

今でこそ仕事の邪魔をしてこなくなった我が家でも、約束を破ったらswitchを消去ってルールにしてあります。

ちょっと反則なような気もしますが、効果てきめんです。

是非試してみてください。