こんなテレワークは嫌だ!在宅で起こるあるあるを紹介するサイト

テレワークする中で起こりがちなあるあるを紹介するサイト。 2020年未曽有の緊急事態で在宅勤務を推奨する企業と、自宅で仕事をする会社員が増えたが、家族と24時間一緒に過ごすと起こる想定外のトラブルに悩み苦しむ姿が見えてきた。通勤時間がなくなったことで余暇が発生し動画を視聴したりTwitterに興じてしまう人も続出。人との繋がりが求められている今だからこそ注目されているZoomやTV会議システム、無料で利用できるサービスをあわせて紹介する。

テレワークって本当に安全?作業環境を整えるため私が試したこと3つ

テレワークって本当に安全?作業環境を整えるため私が試したこと3つ

急いでテレワークを始めたけど、あれもこれも足りなくて奔走している人は多いですよね?

テレワークといっても仕事なので追加で購入した機器代は会社持ちのルールですが、だからといって全てが許されるものでもありません。

特にエンジニアは想定外のお金がかかるようですね…。

テレワークを始めたがパソコンがしょぼくて仕事にならず

テレワークを始めたがパソコンがしょぼくて仕事にならず

こんにちわ!約30年働いている大手電気メーカーのエンジニアで54歳です。

私がテレワークを始めなければならなかった理由は、日本がかつてないほどの事態に陥って、全社的にテレワークが実施されたため。

いわば業務命令ですよ。

私の仕事内容は、デジタル回路設計や半導体設計、C++言語によるプログラミング。

これらの仕事はハイスペックなパソコンが必要になりますが、テレワークの際、会社からパソコンの支給はありませんでした。

流石にこれは困りましたね。

もともと、業務で使用しているパソコンは誰もが羨むようなハイスペック機、しかもノートパソコンではなく、デスクトップパソコンですから自宅に搬入するのもまず無理じゃないですか?

テレワーク開始にあたって自宅にあるパソコンで、会社と同じように業務ができるのかが心配でした。

また、プラットフォームの違いも最初から無理があるな~と思っていました。

会社で利用されているプラットフォームはWindowsベースでしたが、私が自宅で使っているパソコンはMacだったの。

Macで無理やり職場の環境を実現するため機材を揃えられるかどうか、Macの処理能力がはたして通用するのか?

他にも、我が家のインターネット環境は光回線ではなくWiMAXだったので、通信スピードも持つのか心配になりました。

 

テレワーク環境を作るための追加費用はだれが持つ?

テレワーク環境を作るための追加費用はだれが持つ?

テレワークはインターネット回線経由で、テレビ会議をしたり設計データを納品したりするので、セキュリティー対策が万全でないといけません。

近年、ニュースにて取り上げられる情報漏洩を知らず知らずのうちにしてしまう可能性があるので、危機感を感じました。

安全な環境を構築するため、無駄に時間を消費してしまい、テレワークがスタートするまで時間がかかってしまったことが難点でしたね。

また、自分の仕事はエンジニアです。

自宅のパソコンで設計環境を整えるためのプラットフォーム構築、つまり半導体設計用のModelSIMや、C++言語設計用の、Windows VisualStudioのインストールが必要。

これらは、新しいアプリを購入する必要があり費用は会社に負担してもらいました。

まぁ当然ですよね?

テレワークと言えども仕事をしているわけですから、費用負担するのは会社です。

コミュニケーションが希薄になるデメリットもありました。

会社では様々なエンジニアが、それぞれの専門分野について担当分けして業務を進めますが、コミュニケーションが大事ですよね?

しかしテレワークでは会話希薄になるため、業務がスムーズにいかないこともありました。

また、会社の方針で設計データをアップロードできてもダウンロードができない仕様になっていたので、他の設計者とのデータのやり取りがうまくいかないこともあり、これも困りました。

コミュニケーションとしてスカイプによるテレビ会議を採用していましたが、撮影動画の背景が汚いと恥ずかしいので、部屋を片付ける必要があるのも面倒でしたね。

テレワークが始まると同時に、中学生と高校生の子どもたちも自宅学習となったので騒音問題も致命的でしたね。

私が、スカイプでのテレビ会議をしていると、どうしても声が大きくなり子ども達にとってはうるさいらしく逆に苦情を入れられる始末。

 

テレワークで情報が外部に漏れないかセキュリティが心配

テレワークで情報が外部に漏れないかセキュリティが心配

テレワークを実施にあたり、一つ一つ丁寧に問題を潰していきました。

冷静になろうよ!俺って感じです。

最初に実施したのがセキュリティー対策。

会社のアドバイスを受けながら進めていきましたが、面倒だったのはパソコンにインストールしているアプリケーションを全て最新バージョンにすること。

その後、会社指定のウイルス対策ソフトをインストールして、インターネット接続時の安全性を確保。

その他にも、会社からは「セキュリティーパッチ」というウイルス対策パッチが送付されてきて、その全てをパソコン上で実施して、やっと、会社のクラウドに接続できました。

正直な話、普段パソコンと深く関わってきた私だからできたことで、庶務の女子たちにできるとは到底思えません。

次に、開発環境の確保をしましたが、私の仕事は専門性が高いので開発環境の内容については、自分の上司も知らないほど高度なもの。

自力で探して環境を構築し、サンプル回路やサンプルプログラムを作って動作の検証するしかありませんでした。

個人的にはこの作業が一番大変でしたね。

特に、会社のパソコンはWindowsベースであるのに対し、私の個人所有のパソコンはMacだったので苦労が多かったなぁ。

最終的には、MacをWindowsマシンのように動かせるエミュレーターをインストールすることで解決しました。

最後に騒音問題については、自宅にテレワーク専用の部屋を設けました。

と言っても、ウォークインクローゼットを書斎にして業務部屋に改造。

まぁ普段は家にいない私ですから、折れるなら自分かなぁ。

一家の大黒柱が情けないですが、しばらくはこれでやり過ごそうと思います。

 

テレワークっ安全か?自分で作業環境を整えたケース

最後に要点をまとめておきます。

今回のまとめ
  • テレワークを始めたが環境が乏しすぎた
  • テレワークのための追加費用は会社もち
  • テレワークでの機密漏洩が怖い
  • テレワークは自宅のクローゼットを改造